住宅ローンの残債があっても住み替えは出来るの?

By miki, 2022年10月18日

今のお住まいが手狭になったり、お子様の通学やご主人の転勤等で住み替えをする場合、賃貸でしたら全く問題ありませんが、持ち家で住宅ローンをお使いの方は十分な検討が必要です。

売却代金で完済できれば良いのですが、残債が残ってしまう場合には、自己資金で返済するか、新規購入の住宅ローンと残債も併せて借りる、「買い替えローン」や「ダブルローン」と言われるローンを組まなければなりません。

銀行によっては残債があると貸さないというところもありますので、事前に今利用している金融機関が取り扱いがあるか、もしなかった場合にはどこに金融機関が良いか事前に確認しましょう。

仮に取り扱いがあったとしても、新規の住宅ローンに残債分が加わるため、ローン金額が高額になり、これまでよりも毎月の返済額が増えますので、家計を圧迫しないか家族で相談する必要があります。

銀行の審査は返済額の割合が高くなるので、当然厳しくなり場合によっては通らないということもありますので、凡その金額の目途がついたら事前審査を受けてローンが通るかどうか確認した方が良いでしょう。

また、買う物件は価格が決まっていますが、売却する自宅については早めに不動産業者に相談し、早期に買い手を見つけて売却価格がいくらになるかを把握しておかないと、手前味噌で高い金額を見込んでいて、いざ売る時になったら何百万も開きがあったということになると、計画が成り立たなくなってしまいますので注意しましょう!

売却の流れについてはこちらを参考にしてください。