【知っておきたい不動産知識】「不動産を購入する時の流れ Vol.2」

By miki, 2021年6月3日

不動産を購入するにはいろんなステップを踏んで進んでいきます。
そのステップを順を追って説明してまいります。

1.希望条件を整理する
住みたい地域、学校区、周辺環境、土地の広さ、住宅の種類、広さや間取り、入居したい時期などの希望条件を整理しておきましょう。

2.予算を決める
希望の住まいのおおむねの相場を調べ、預貯金の額や住宅ローンの借入可能額などを確認して、予算の目安を立ててみましょう。

3.不動産会社を探す
仲介物件を買うには、信頼できる不動産会社との出会いが大切です。不動産会社の特徴を調べて、住まい探しを依頼する不動産会社を選びます。

4.物件を探す
選んだ不動産会社に希望条件を伝え、それに合った物件を紹介してもらいます。その他、自分でインターネット検索や不動産広告などから物件情報を集めることもできます。
株式会社アンサーではご希望の条件を登録していただくと、お勧めの物件情報をメールでお送りしています。

5.物件の見学に行く
気に入った物件が見つかったら、実際に物件を見てみましょう。土地の場合はご案内を希望のお客様以外は、直接現地を確認していただき構いません。場所等が分からない場合はご連絡いただければご案内させていただきます。

一戸建の場合はご案内が必要ですので、事前にご希望に日時をご連絡ください。
尚、新築一戸建につきましては、現地に販売業者が待機しておりますので、そちらの業者に案内を受けてしまいますと、当社での仲介手数料無料のサービスが受けられなくなる場合がございますのでご注意ください!

6.不動産会社に仲介を依頼する
不動産会社へ売買の仲介を正式に依頼する場合は、媒介契約を結びます。この契約には、対象となる物件や、仲介業務のサービス内容、不動産会社の仲介手数料などが記載されます。  

7.資金計画を立てる
物件探しと並行して、資金計画を具体化させていきましょう。物件の購入資金以外に必要となる諸経費や、住宅ローンの金利、毎月の返済額などについても試算しておきます。
当社は資金計画についても、住宅ローンアドバイザーがお手伝いさせていただきますので、ご安心ください。

8.購入の申し込み
購入したい物件と希望条件が決まりましたら、不動産会社を通して売主へ購入の申し込みをします。
申し込みは、「買付証明」という書面で行うのが一般的です。
これは購入したい意思表示ですので、取り消すことは出来ますが、高額な買物ですのでじっくり検討の上、ご契約を前提にお申込みをしてください。

9.重要事項の説明を受ける
不動産会社の宅地建物取引士から、購入物件に関する重要事項の説明を受けますが、一般的には契約日に行うのが通例です。

10.売買契約の締結
重要事項説明の内容を確認して納得できたら、売主と売買契約を結びます。この時に物件価格の10%程度の手付金(契約金)を支払います。手付金の額が少額ですと相手方から解約される可能性があるので、ある程度の金額が必要です。手付金の額につきましては仲介業者にご相談ください。売買契約を結ぶに当たっては、しっかりと契約内容を確認しましょう。

11.住宅ローンの契約
購入する物件が決まり、資金計画が出来たら契約前に金融機関の事前審査を受けます。
売買契約書の中には、「融資特約」というのがあり、万が一融資が受けられなかった場合は、契約を解除し手付金をお返しすることになっていますが、契約しましたダメでしたでは売主様や関係者に迷惑をかけるので、事前審査の承認が下りてから売買契約を行い、それから住宅ローンの契約をするようにしましょう。

12.お引渡し
新築一戸建の場合は、引渡し前に不良個所がないか買主様にもチェックをしていただき、補修をしてもらいます。
引渡しの準備が整いましたら、残代金(売買代金から手付金を差し引いた金額)を支払います。

現金での支払いも可能ですが、一般的には高額になるので、窓口の金融機関に集まり、指定の口座に振り込みます。
それと同時に、売主から物件の引渡しを受けて、不動産の登記手続きを行い、その後、土地の場合であれば工事の着工が可能となり、一戸建の場合は入居が可能となります。