毎年7月に健康診断を受診してきましたが、これまではせいぜい経過観察程度で特段心配するようなことはありませんでした。
今年は7月1日に受信したところ、内科の先生より便潜血があるので、大腸の内視鏡検査をするように言われました。
2週間後に検査の予約を取り、看護士より検査方法や下剤の使い方について説明を受けました。
家に帰り妻に話したところ、「切れ痔にでもなって便に血が付いたんじゃないの?」などと言われ軽く考えていました。
前日から下剤を飲み始め、当日は2リットルの下剤を飲んで腸をきれいにします。
内視鏡は毎年胃カメラをやっており、今年も2週間前にやったばかりで特に大きな問題はありませんでした。
胃カメラは飲み込む時や飲みこんでからもかなり違和感がありますが、大腸の場合は全く違和感はなくスムーズにカメラが進み、すぐに病変が見つかりました。
胃カメラをやった方はご存知だと思いますが、自分の目の前のモニタに映し出されるので、良いも悪いもすぐにわかってしまいます。
素人が見ても分かる2~3cmくらいの腫瘍と、専門家でないと分からないくらいのポリープが1個あり、どちらも病理検査に回されました。
そして28日に外科医の診察を受けて、S字結腸に癌があり手術の必要があると言われ、すぐに手術の予約をしました。
というのはある程度覚悟しており、お盆休みで会社を休みにする予定だったので、出来るだけ仕事に支障を来たさないように、そのタイミングですることにしました。
その日に血液検査・X線撮影・心電図・歯科検診を行い、昨日31日にPET/CTの検査を行いました。
そして今日執刀医の外科部長から、検査の結果と手術についての説明がありました。
幸い転移はなさそうなので、開腹手術ではなく腹腔鏡手術になるので、入院期間も10日程度らしいので、業務にも大きな穴を開けないで済みそうです。
実は22年前に腎臓癌で大きな手術を経験しているので、今回は大きな衝撃はありませんでした。
でも、それ以降健康には気を使ってきたつもりですが、20年以上経過し健康を過信しすぎていたところがあったかもしれません。
いずれにしましても、皆さんも健康に過信することなく、定期的な健康診断を受診されることをお勧めします。