【知っておきたい不動産知識】「不動産会社を選ぶ～不動産会社について調べる Vol.14」
不動産会社選びも不動産を購入するにあたっては重要な要素です。
インターネットでその会社のホームページを見たり、Googleのクチコミを見たりして安心して任せられる不動産会社か見極めてください。
１．不動産会社の特徴を知る
不動産会社には、様々な特徴を持つ会社があります。
例えば、多数の支店を構える会社の場合、自社のネットワークを活用した情報提供や遠隔地での取引に強みを発揮することが考えられます。
また、地元で長く営業している会社は、不動産に限らず様々な地域情報に精通していることが考えられます。
このような不動産会社の特徴は、会社の規模などで形式的に判断できるものではありません。
近隣での評判などを参考に、最終的には不動産会社の担当者とのコミュニケーションの中で見極めていくことが大切です。
会社の規模が大きく社員を大勢抱えている会社は、人件費をはじめ多額な経費が掛かります。
会社を維持するためにはそれに見合った売上を上げなければならず、そのために営業マンにノルマが課せられ、ノルマを達成するために強引な営業（即決営業）を迫られる場合があります。
クチコミなどの意見を参考にするのも良いでしょう。
ちなみにアンサーは社長夫婦とパートさんだけの小さな会社ですが、小さいから経費がさほど掛からないので、強引な営業はもちろん行いません。
また、経費が掛からないので新築一戸建につきましては、『仲介手数料無料』が行えるのです。
２．不動産会社の基本情報をチェックする
不動産会社の情報は、インターネット等でも入手することができますので、どんな会社か基本情報をチェックします。
アンサーの会社情報はこちら https://omakase-answer.com/aboutus.html
①宅地建物取引業の免許番号
不動産の売買や仲介を行うためには、宅地建物取引業の免許が必要です。
複数の都道府県に事務所（本支店等）を構える会社は国土交通大臣の免許、１つの都道府県にのみ事務所（本支店等）を構える会社は都道府県知事の免許で営業しています。
免許番号は不動産広告には必ず記載されていますので、確認しておきましょう。
なお、免許番号から、不動産会社の免許権者（国土交通大臣か都道府県知事か）と免許の更新回数を確認することができます。
免許は5年ごと（平成8年3月以前は3年ごと）に更新されますので、更新回数が多い会社は営業歴が長く、一定の経験を有すると判断できますが、更新回数が少ない場合でも、高いノウハウを有する会社もあります。
あくまでも免許の更新回数は、不動産会社を選択するに当たっての参考情報として確認しましょう。
②宅地建物取引業者名簿
免許を与えた行政庁で、「宅地建物取引業者名簿」を確認することができます。この名簿には、免許の年月日、役員の氏名、すべての事務所（本支店等）の所在地、過去の行政処分の状況、他の事業の兼業状況などが記載されています。
この名簿を見れば、不動産会社の概要を知ることができます。
ただし、これらの情報だけで、不動産会社を判断することはできませんので、あくまでも不動産会社を選ぶときの参考情報として活用しましょう。