住宅ローンの契約者が死亡または高度障害となり、ローンの返済が出来なくなってしまった場合に支払われるのが、団体信用生命保険です。
銀行で本申込の時にこの保険の告知書を書きますが、自分の健康状態について正直に書かなければなりません。
過去に入院や手術歴があるか、また現在治療中で薬を飲んでいるかなどが聞かれます。
住宅ローンを申し込まれる方は若いので、告知事項の無い方がほとんどで、本申込の回答も早い銀行では3日くらい、遅いところでも1週間くらいで回答が出ます。
融資については事前承認が出ているので、基本的に本申込も余程のことがない限り承認になりますが、団信は保険会社の判断ですから告知事項があるとその回答が出るまでに日数がかかり、病気や症状によっては団信に入れないということもあります。
もし団信が通らなかった場合には、「ワイド団信」やフラット35で団信に加入しないという方法もありますが、ここで問題なのが売買契約書で「融資承認期日」というものがあり、期限内に承認にならなければ契約が解除となります。
もし健康に不安がある方は、事前に不動産業者に相談して団信をどうするか検討した方が良いでしょう。