賃貸マンションと分譲マンションでは、リフォーム工事の段取りが全く異なってきます。
賃貸マンションの場合はオーナーや管理会社からの依頼で工事を行いますが、原状回復工事が殆どで水回りの交換や床の張替えなどは、よほど築年数が経過した物件か、オーナーチェンジした物件でないと行いません。
なので、よほど大きな音を出す工事でない限り、原状回復工事などでいちいち入居者へ知らせるようなことはありません。
ところが分譲マンションとなると、各部屋ごとに所有者が異なるわけで、全体を統括しているのが管理組合です。
リフォームをしたいという場合には、管理組合へ修繕の申請書や工程表を提出して承認をもらわなくてはいけません。
また、居住者へのお知らせや上下階やお隣の方へはご挨拶なども必要です。
分譲マンションでリフォームをお考えの方は、管理規約に詳細が書かれていますので、確認しておくことと余裕を持ったスケジュールを組むことが大切です。