不動産の売買は一般の方にとっては一生のうちにあっても1~2回です
親から相続した家であったり賃貸物件に住み続けていれば
不動産の売買を経験することがないかもしれません
経験する方はマイホームとして土地や一戸建・マンションなどの購入
また親御さんが住んでいたお家を相続しそれを売却する場合などです
ですから不動産の売買についてのご相談を良くお受けします
今日もあるお客様から「不動産を売却したいんですが…」
というお電話をいただきました
詳しく内容をお伺いしたところ
売買契約を締結し手付金を払った物件を売りたいというものでした
手付金を支払って売買契約を締結しても
残金を全額売主に支払い所有権をそのお客様に移転するまでは
あくまでも所有権は売主ですので
それを売却するとなると「他人物売買」となります
他人の不動産を勝手に売買することがそもそも有効なのか?
そんなことは出来ないと思われますが民法上は有効とされています
しかしそれには諸条件をクリアする必要があるので
一般の方がおやりになるのはハードルが高すぎます
それよりも大切なことは
不動産の購入を決める際には十分に検討に検討を重ね
一生ここに住み続けるくらいの覚悟で臨まれることが重要だと思います