昨日は高校の剣道部で3年間苦楽を共にした
親友のM君との最後のお別れの日でした
棺に収められた彼の姿は
まるで眠っているようで今にも起きてくるようでした
来年の3月に定年退職となり
退職後は奥様との旅行を楽しみにしていたとのことでした
告別式には数多くの警察関係者が参列され
弔辞では彼のこれまでの多数の功績が紹介されました
その中で印象的だったのが日航機の墜落事故の時に
自ら志願し第一陣としてヘリコプターから降下し
現場で救出作業を行ったそうです
でもそんなことを彼の口から聞いたことはありませんでした
自らを省みず人のために尽くす
まさに警察官の鏡でした
告別式には剣道部の顧問の先生をはじめ
私たち同級生の他にも先輩や後輩でお別れをしました
先生が「順番が違うだろう!」と悔しげに言っていましたが
本当に早すぎる生涯でした
M警視のご冥福を心からお祈り申し上げます 合掌