7月28日(木)

By miki, 2022年7月28日

何事も売買の場合は、「売主は少しでも高く」、「買主は少しでも安く」なのが人の常です。

不動産の売買もしかり、特に売主様の中には何の根拠もなく、相場からかけ離れた金額を提示する方がいらっしゃいます。

何度もブログで書いたかと思いますが、今のように情報が発達していなかった頃は、買主様も不動産の相場が分からず、不動産業者任せといったところもあるでしょうが、今のお客様は自分が探している地域の相場は熟知しています。

ですから、相場からかけ離れた価格で売りに出しても売れません。

4ヶ月ほど前に東京にお住まいの方が、ご両親が住まわれていた家の売却の相談にお見えになりました。
25年前に分譲されたところですが、空き家になり売りに出ている物件は多数ありますが、更地で400~500万円が相場ですが、古屋はそのままの現況渡しで750万円が希望でした。

こちらも、近年の取引事例で説明をさせていただきましたが、ご納得いただけなかったのでお断りさせていただきました。
解体費を含めると相場の2倍近い金額では、いつになっても売れないと思います。