【知っておきたい不動産知識】「希望条件を整理する Vol.6」

By miki, 2021年6月7日

住まいの購入に当たっては、マンションにするか一戸建てにするか、あるいは新築物件にするか中古物件にするかなどの検討も必要です。
そのためには、購入後の生活を思い描き、どんな生活をしたいのか、それを実現するためにはどんな物件がよいのかなど、家族で話し合うことが大切です。

1、実現したい暮らしを具体的に想像する

例えば「ペットを飼いたいから一戸建てがよい」、「庭や外周りのメンテナンスをするのは面倒だから、マンションがよい」など、「実現したい暮らし」を具体的に想像することで、それをかなえる住まいの形が見えてきます。

2、物件タイプ別の特徴
         <マンション>      <一戸建>
【セキュリティ】・比較的確保しやすい    ・確保しにくい
【維持管理】・管理組合が委託した管理会社 ・購入者が自主管理
       が行う場合が多い      ・メンテナンス費用を計画的に
                      準備する          
      ・共用部分の清掃や建物・植栽
       のメンテナンスは管理組合が
       計画を立てて行う
【増改築】 ・増築は出来ない       ・増改築の自由度は高い
      ・改築の自由度は低い
【生活音】 ・伝わりやすい        ・近隣に生活音は伝わりにくい 
                      が、上下階の音は伝わりやすい
【ペット飼育】・管理規約で成約がある   ・居住者の責任で飼育可能

       <新 築>           <中 古>
【物件選び】・竣工前はモデルハウスや図面を ・実際に物件を見て選ぶ
       見て選ぶ  
【価格】  ・中古よりは高い        ・新築よりは安い
【設備機器】・最新の設備機器が導入     ・古いことも多く交換の必要が          
                       ある